ベビーカーと抱っこ紐…ベストはどっち?赤ちゃんと過ごす夏の疑問をすべて解決!

夏の赤ちゃんとのおでかけ・・・抱っこ紐もベビーカーも暑いよね

対策について具体的に知りたいなぁ。

抱っことおんぶの専門家として

抱っこ講座を開催し、これまで100組の親子の相談にのった私が

夏の赤ちゃんとの抱っこへの疑問をまるっと解決します♪

この記事はこんな疑問を解決します♪
  • 赤ちゃんの熱中症予防の知識と対策
  • 夏を乗り切るためのグッズ選びと使い方
  • 赤ちゃんを守るための必須知識

あなたの疑問が3分で解決します!

赤ちゃんに暑さ対策が必要な理由

子どもはあせっかきではないから

えぇ!?よくCMとかでも「赤ちゃんはあせっかき〜♪」って言ってるのに!?

思春期より前のこどもは汗腺の発達が未熟。

それに加えて熱しやすく冷めやすいという体の特徴があるので、

大人に比べて一気に体の中心の温度が上がってしまうんだよ

専門的に知りたい方はこちら

暑さと熱中症とはなにかを知る

暑さを考えるときにまず、抑えておきたいことは

熱は高い方から低い方へ移動する

ということ

熱についてもっと知りたい方はこちら

また、熱中症とは

体温を平熱に保つために汗を書き、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)の減少や血液の流れが滞るなどして体温が上昇して重要な臓器が高温にさらされたりすることにより発症する障害の総称です。

環境省 熱中症環境保健マニュアルより

熱中症を防ぐにはこの4つを押さえるべし!

このポイントを視点に夏対策を解説するよ♪

夏の移動はベビーカー?抱っこ紐?

ベビーカーの高さはコンクリートに近いから暑いって聞くし、抱っこ紐は抱っこで密着してお互い汗だくに・・・

どちらがいいとかありますか?

結論は長距離ならベビーカー、短距離なら抱っこ紐をおすすめします。

ベビーカーと抱っこ紐なら抱っこ紐が優秀?それぞれの特性と注意するポイント

ベビーカーの特性と注意点
  • 地面と距離が近いため、大人の高さと比べたときに最大2度ほど温度差ができる
  • 日除けを下げると、熱がこもりやすくさらに気温があがる
  • 顔がみえにくいため赤ちゃんの異常に気づきにくい

抱っこ紐の特性と注意点
  • ママが暑い&体力を消耗する
  • 小さい赤ちゃんは自分で体勢を立て直しづらいことに配慮が必要

大人の体は赤ちゃんより体温が低いため、ママと密着する抱っこ紐は赤ちゃんにとっては割と快適。

また、ベビーカーに比べて地面との距離ができ、外気温も涼しくなるので抱っこ紐がやや優勢。

ママは暑いけどね笑

結論:長距離ならベビーカー、短距離なら抱っこ紐がおすすめ

ベビーカーがおすすめの場合
  • 移動の時間が長い
  • 向かう場所に階段などがない
抱っこ紐がおすすめの場合
  • 移動先でベビーカーを借りられる
  • 短距離の移動

めっちゃシンプル!

移動時間が長いときはママと赤ちゃんの体力的な問題からベビーカーがおすすめ。

移動が長いときは荷物も多くなりがち。

しっかり対策すれば夏のベビーカーはとっても快適♪

ママ自身の体も大事にしないとね!

正しくグッズ選べてる? その1− 熱を遮断する−

日傘

ママも赤ちゃんも涼しくなる日傘は必須!軽くてすぐに片付けられるサイズ感が◎

ワンタッチで簡単に開閉&折りたたみ&軽量&完全遮光

こんな便利グッズも♪ベビーカー用傘スタンド

日焼け止めを使う

将来の肌トラブルも考えると日焼け止めは必須!!毎日これを愛用中

帽子

帽子はゴムが必須!(紐はめんどくさい&少し危険)後ろもカバーされていて◎

時々外して汗の蒸発を促すことも忘れずに♪

ケープなど接触冷感グッズ

安定のニトリがおすすめ

保冷剤ほど冷えすぎず◎肩のパッドはママも快適♪

お出かけの時間調整

10時から15時を避ける&日陰を歩く

特にベビーカーは大人の高さと子供の高さで、温度が10度違うことも!

おもしろい検証があったので参考にしてみてね

ママの体はひんやり感じる?− 自分より体温の低いものと触れる−

抱っこやおんぶ

大人の体温の方が低いので赤ちゃんにとってはひんやり気持ちいい。

保冷剤

体を冷やすのに有効な位置は太い血管が走っている「前側の首横、脇の下、足の付け根」の3点

だけど、これは熱中症の疑いがある場合など急速に体を冷やしたいときにおすすめ

快適さを保つだけであれば背中などにいれてあげよう!

凍っても柔らかいタイプの保冷剤と、冷えすぎないカバーがあると◎

正しい扇風機の取り付け方知ってる?− 熱を動かす−

赤ちゃんとママの服装

  • ゆとりのある服を選ぶ(通気性up)
  • 黒色系は避ける(熱の吸収を避ける)
  • 補足:あせも予防に汗取りパッドを活用する

赤ちゃんはとってもあせもになりやすい!汗取りパッドは手作りもOK。市販もあるよ

赤ちゃんのあせも予防 汗取りパッドを手作りしてみた!

扇風機の利用

選ぶポイントは3つ

  • 赤ちゃんが触っても安心
  • ベビーカーの高い位置につけられる
  • 首振り機能や風量の調節ができるもの

真夏のアスファルトは60度以上になることも!

扇風機を使用する場合は高い位置につけることを忘れずに♪

ずっと風があたりっぱなしも寒いよ!

首振りやリズム風量にするなど調節してね♪

抱っこ紐選び

  • 通気性のいい素材(麻・メッシュなど)
  • 黒色を避ける
  • 抱っこの仕方を変える

この説明はかなり長くなるので別にまとめます!笑

塩分中毒にご用心!− 水分をしっかりとる−

  • 生後6ヶ月までは母乳やミルクのみでOK
  • 離乳食以降はお茶なども適宜しっかり補給。
  • 塩分中毒に注意!

生後5ヶ月までは食塩0.3、生後6ヶ月からは1.5gまで!

厚生労働省 食事摂取基準2020より

夏だから塩分をあげないと!と思わなくてOK

逆にこの基準値を超えてしまうと塩分中毒に注意が必要!

塩分中毒って何?
赤ちゃんの腎臓は未熟。必要以上の塩分が体内に入ると、嘔吐・下痢などの中毒症状が現れる。1歳の子だと小さじ1杯の食塩摂取で死亡に至ることも。

何年か前に預かり保育中の子が亡くなった事件があったね。

大人の感覚と子供は違うことをみんな知っていてほしいな

これでばっちり!

赤ちゃんを守るためには知識も大事!

このブログでは他にもたくさん

知識を根拠とした情報を発信しているよ♪

【抱っこが下手?】赤ちゃんの抱き方でチェックすべき3つのこと。縦抱きのコツを伝授【抱っこが下手?】赤ちゃんの抱き方でチェックすべき3つのこと。縦抱きのコツを伝授

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