早産の兆候?原因は動きすぎ?妊娠中のお腹の張り方を解説

妊娠中のお腹の張り。お腹張ったらよくないって聞くけど、どこまでがだめ?そんな疑問を解決します。

それって大丈夫?お腹の張り

正常なお腹の張り

妊娠20週以降はとくにお腹の張りを感じるもの

特に何も言われていない方であれば

  • 休めば張りが落ち着く
  • 出血がなく、張りに痛みがない

であれば張っていても安心して大丈夫◎

異常なお腹の張り

  • 30週未満で4回以上、37週未満で6回以上の子宮収縮がある
  • 休んでも張りが収まらない
  • 出血がある
  • お腹が痛い

などがあれば必ず受診しよう!

お腹がよく張ると早産になる?

インスタグラムからこんな質問が・・・

妊娠22週です。過去2回切迫早産でしたが、お腹のはり=頚管短縮ですか?

お腹の張りがなぜ起こるのかを考える

お腹の張りの目的は3種類

  1. 赤ちゃんを生み出すための張り
  2. 赤ちゃんを生み出すための準備運動としての張り
  3. 赤ちゃんに血液を送るための張り

なので、今自分自身のおなかの張りがどちらなのか考える必要があります。

1の場合は臨月以降でないと困りますね。

2の場合は体の予行演習が行われるための張りなのですぐに収まりますし20週以降はこうした張りが徐々に増えてきます

注目すべきは3の張り。これは張らなくても血液が良く届く人、お腹が張らないと血液が届けられない人に分かれるためちょっと考えるべきお腹の張りです。

お腹が張らないと血液が届けられないってどういうこと?

寒いときに体がぶるぶるっとふるえますよね?
それは体に力を入れてぶるっと震えることで血液を巡らせて体を温める作用が働いている状態です。

子宮にも同じことが言えます。

体が冷えている人は子宮もぶるっと震えなければ血液がしっかりめぐりません。

慢性的に冷えている人は常にこの状態のため、子宮の緊張が強い状態が続きます。

こうなると常にお腹が張っていることになります。

女性は体を冷やすなと昔からよく言われますが、妊娠中は特に注意が必要になります。

早産予防にはこれ!ポイントは血液を巡らせること

やるべきことはシンプル!

子宮が収縮しなくても血液がめぐるぽかぽかの体を目指そう!

体を温める

  • お腹だけでなく首と名のつくところはすべて保温!(靴下は三陰交が隠れる長いものを履く)
  • 根っこのお野菜をよく食べること(生野菜は体を冷やすのでなるべく温めて)
  • 毎日湯船につかる。できれば朝に足湯をする。

\参考にしてね/

35週まで逆子だった私の治し方と外回転術について

体を動かす

  • のびをする
  • 大股で歩く

\参考にしてね/

臨月にやったことまとめ 運動編

お腹を支える

  • 腹帯をする
  • 骨盤ベルトは個人的にはどちらでもOK(私はしなかった)

\参考にしてね/

痛くて歩けない!妊娠中の腰痛•恥骨痛対策 

朝の足湯

昼の大股歩き

夜の入浴など

1日のうちで何度も血液がめぐるタイミングを作ろう!

とはいえ切迫早産はもともとの体質も影響するもの!

予防の実践はしてほしいですが、もしまた切迫になってしまったとしても自分を責めないでほしいと思います!

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